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イベント開催報告

  • 2019.06.13 福岡教育大学附属久留米小学校の5年生が小児救急を学ぶ

     5月30日と6月13日の2日間、福岡教育大学附属久留米小学校の5年生が小児救急医療を学ぶために聖マリア病院を訪れました。
     今回訪問したのは2クラス計70人。小児救急フロア、ER、NICU(新生児集中治療室)、小児病棟などを見学後、診療統括部門2(小児・周産期)の大部副院長が生徒たちの質問に答えました。
     約半数が将来、医療従事者を目指しているという生徒たちに大部副院長から「いのちを預かる仕事であり、特にうまく自分の痛み・苦しみが説明できない子どもを診るのはとても大変。たくさん学んで、将来、医療従事者として皆さんに会えるのを楽しみにしています」とエールが送られました。

    小児救急フロアを見学する生徒たち


    未来の子どもたちのためにも24時間365日の小児救急医療を継続したいと語る大部敬三副院長
  • 2019.06.05 イヴ・ジネスト氏が来院されました

     新しい認知症ケア技術として注目を集めている「ユマニチュード」。その考案者の一人であるイヴ・ジネスト氏が6月5日、当法人の病院・施設を訪れ、各施設のスタッフに向けてユマニチュードの技術を披露しました。
     今回ジネスト氏は、聖マリア病院、聖マリアヘルスケアセンター、介護老人保健施設聖母の家で計4人の患者さんに対してユマニチュードを用いたケアを実践。笑顔とユーモア溢れるジネスト氏に普段あまり表情を見せない方が笑ったり、自ら進んで歩いたりする様子を見て、同席したご家族や職員一同、感銘を受けた様子でした。
     聖マリア病院では、ユマニチュード認定インストラクターの杉本智波師長(看護支援室所属)を中心に、患者さんのケアにユマニチュードを取り入れています。これまでも患者さんの早期回復を願いながら懸命にケアに取り組んできましたが、プラスアルファとしてユマニチュードを実践した結果、大声を出したり徘徊したりしていた方が穏やかに過ごすようになり、院内での身体抑制も減少するなどの効果を上げています。

    笑顔で入所者と会話するジネスト氏と杉本師長(聖母の家)

     ユマニチュードとは-
     1979年にフランスの体育学教師だったイヴ・ジネスト氏とロゼット・マレスコッティ氏の2人が考案したケア技術です。
     ユマニチュード(Humanitude)はフランス語で、「人間らしさを取り戻す」という意味が込められています。「見る」「話す」「触れる」「立つ」を4つの柱とする150以上ものケア技法を用いて、ケアを受ける人に「あなたを大切に思っている」ということを伝えることで、信頼関係を築いていきます。ケアの対象となる人の「人間らしさ」を尊重し続けながらケアをすることで、コミュニケーションが難しい患者さんともポジティブな関係が築くことができ、結果として患者さんの認知症などの症状の改善につながると言われています。
     
  • 2018.10.14 「移植医療を考える」市民公開講座を開催しました

     聖マリア病院は10月14日、久留米シティプラザで「移植医療を考える」市民公開講座を開催しました。今回は「腎不全の治療のいま~治療は選ぶ時代へ」と題し、末期腎不全に対する「透析」と「腎移植」2つの選択肢について、それぞれの専門家や治療経験者が講演しました。
     第1部では、聖マリア病院副院長の東治道腎センター長(腎臓内科診療部長)が末期腎不全と透析治療の基礎知識、料理研究者の宮成なみさんが自身の透析治療経験を踏まえた食事療法(減塩方法など)について講演しました。
     第2部では、聖マリア病院移植外科医長の青柳武史医師が腎移植の基礎知識について分かりやすく解説。さらに聖マリア病院で生体腎移植を受けた後出産を経験した患者さんとドナーとなった配偶者、アメリカでの肝腎同時移植や生体腎移植を経験した萩原正人氏(元お笑いコンビ・キリングセンス)をゲストに迎え、自身の移植経験や移植を受けて感じたメリット・デメリットについてお話しいただきました。
     このうち萩原正人氏は「私は余命宣告を受け生死の境をさまよったが、今こうして生きている。それは移植医療があったからこそ。移植を待つ患者さんや彼らを助けたいと願う家族や恋人・友人を救うために、日本での脳死下臓器提供が発展することを願っている」と述べました。
     会場には約180人の聴講者が訪れ、「いまの健康状態を維持するために食事には気を配ろうと思った」「臓器提供の意思表示について考えるよいきっかけとなった」「自身も腎移植経験者。もらった腎臓をこれまで以上に大事にしたい」などの声が聞かれました。

    たくさんの方にご来場いただきました


    写真左から東治道腎センター長、宮成なみさん、青柳武史外科医長、萩原正人さん
  • 2018.09.16 第5回ELNEC-Jコアカリキュラムを開催しました

     聖マリア病院は9月15、16日、質の高いエンド・オブ・ライフ・ケア(EOLケア)や緩和ケアを提供する看護師に必須とされる能力習得のための系統的な教育プログラムであるELNEC-Jを開催しました。
     当院でのELNEC-J開催は5回目。院内外の看護師41人がEOLケアに関連する基本的な知識・技術・態度を習得するための講義や、事例をもとにしたワークショップ、3人1チームに分かれて患者さんの意思決定を支えるためのコミュニケーションのあり方について検討するロールプレイなどをおこないました。
     ELNEC-J開催に際し、中島成子看護部長は「患者さんやご家族の立場に立ってどうケアしていくのか、2日間の研修で一定の理解ができたと思います。今後は、患者ファーストの看護を実践されることを望みます」と総評を述べました。

    熱心に耳を傾ける参加者たち
  • 2018.09.02 市民公開講座「緩和ケア-自分らしく生き抜くために-」を開催しました

     医療にまつわるさまざまなテーマを掲げて専門家がわかりやすく解き明かす「市民公開講座」。聖マリア病院は昨年秋以降、久留米シティプラザ(久留米市六ツ門町)で定期的に開催しています。
     5回目となる9月2日は、がんで療養中の患者さんが感じる不安や痛みなどをやわらげ、穏やかな日々を過ごしていただくための「緩和ケア」をテーマに開催。当院緩和ケアセンターの今村豊センター長(血液内科診療部長)や臨床心理室の福澤理香さん(臨床心理士)が、緩和ケアの基礎知識や死の間際まで自分の生き方を大切に生きることについて、最新の知見を交えて解説しました。
     約80人の参加者からは「自分らしい生き方、死に方を考えるよい機会になった」「人生の最後をどう迎えるべきなのか考え続けたい」といった声が聞かれました。

    会場の様子(久留米シティプラザ)
  • 2018.08.23 第5回マリア・ホスピタル・コンサートを開催しました

     聖マリア病院は8月23日、中央診療棟1階ホールで「第5回マリア・ホスピタル・コンサート」を開催しました。このコンサートは、患者さん、ご家族、地域の方々に癒しの音楽をお届けするために2カ月に1回開催しています。
     今回は、福岡県を中心に活動している篠笛奏者のこうだちいさんと、箏奏者のLeiHa(れいは)さんをゲストにお迎えしました。このコンサートに和楽器デュオが登場するは初めて。お二人で楽器の解説を交えながら、「さくらさくら」「竹田の子守唄」「黒田節」など多数の曲目を披露いただきました。

    篠笛と箏の澄み切った音色が広がったコンサート会場
  • 2018.06.30 2回目となる「がんを考える」市民公開講座を開催しました

     聖マリア病院は6月30日、久留米シティプラザで「ロボット支援下手術」をテーマとした「がんを考える」市民公開講座を開催しました。
     ロボット支援下手術(以下、ロボット手術)は体への負担が少なく、高い安全性と正確さで注目を集めています。今春からロボット手術の公的医療保険の対象が広がり、胃がんや肺がんなどにも適応されるようになりました。
     第1部では、消化器疾患のロボット手術で日本をリードしている佐賀大学医学部 一般・消化器外科の能城浩和教授を迎え、ロボット手術の基礎知識と未来予想図について講演いただきました。
     第2部では、聖マリア病院ロボット手術センターの谷口雅彦センター長(外科統括、移植外科診療部長)、大渕俊朗副センター長(呼吸器外科診療部長、肺がん担当)、廣方玄太郎医師(外科、胃がん担当)の3人が、当院で実施されているロボット手術の概要について解説しました。
     参加者からは「医療機器の進化にとても驚いた」「話を聞くまではロボット手術は怖いものだと思っていたが、安全性などしっかり考えられていることが分かって安心した」「ロボット手術の未来について大いなる可能性を感じた」などの声が聞かれました。

    写真左から能城浩和教授、谷口雅彦センター長、大渕俊朗副センター長、廣方玄太郎医師

     ―
     聖マリア病院は、2017年7月にロボット手術センターを開設し、18年1月に福岡県南部で初のロボット支援下での胃がん手術を、さらに同年6月には同じく肺がん手術を実施しました。
     
  • 2018.06.14 第4回マリア・ホスピタル・コンサートを開催しました

     聖マリア病院は6月14日、中央診療棟1階ホールで「第4回マリア・ホスピタル・コンサート」を開催しました。このコンサートは、患者さん、ご家族、地域の方々に癒しの音楽をお届けするために2カ月に1回開催しています。
     今回は福岡県を中心に活動しているフルート奏者の永田梨紗さんとピアノ奏者の江島瑠里子さんをお招きし、彼方の光や日本の曲メドレー(早春賦、朧月夜、夕焼け小焼け)、情熱大陸のテーマなどを演奏いただきました。
     お二人の奏でるフルートとピアノのやさしい音色に、訪れた観客は和やかな表情で、心から癒された様子でした。

    たくさんの方にご来場いただいたコンサートの様子
  • 2018.04.12 第3回マリア・ホスピタル・コンサートを開催しました

     聖マリア病院は4月12日、中央診療棟1階ホールで「第3回マリア・ホスピタル・コンサート」を開催しました。このコンサートは、患者さん、ご家族、地域の方々に癒しの音楽をお届けするために2カ月に1回開催しています。
     今回は福岡県を中心に活動しているサックス奏者の深町宏さんとピアノ奏者の原口ゆり子さんをお招きしました。
     前半は深町さんのソロ演奏で、自身のアルバムに収録されたオリジナル曲などを演奏されました。後半は原口さんとのセッションで、松田聖子の代表曲である「赤いスイートピー」などを演奏されました。
     訪れた観客は、手拍子をしたり曲を口ずさんだりと、笑顔でお二人の演奏に耳を傾けました。
     次回はフルート奏者の永田梨紗さんとピアノ奏者の江島瑠里子さんを迎え、6月14日(木)に開催予定です。ぜひ、足をお運びください。
    サックス奏者の深町宏さん(右)とピアノ奏者の原口ゆり子さん(左)
    サックス奏者の深町宏さん(右)とピアノ奏者の原口ゆり子さん(左)
  • 2018.04.03 看護師特定行為研修開講式を執り行いました

     聖マリア病院は2017年8月、福岡県初の特定行為研修指定研修機関の指定を受け、18年4月3日、看護師特定行為研修開講式を執り行いました。
     第1期生となる本年度の研修生は男性2人、女性4人の計6人。来年3月までの1年間で、呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連の「気管カニューレの交換」、栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連の「持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整」と「脱水症状に対する輸液による補正」−の2区分3行為の特定行為研修を受講します。
     開講式には、九州厚生局健康福祉部部長・遠山明広氏、福岡県保健医療介護部医監・白石博昭氏、福岡県医師会副会長・蓮澤浩明氏、福岡県看護協会地区知事・下川喜代子氏など、本研修の開講にご尽力いただいた方々に列席いただきました。
     当院からは井手義雄理事長、島弘志病院長のほか、指導医の医師が出席。井手理事長は「聖マリア病院の職員もこの研修を通して学びながら、研修生の皆さんにとってより良い環境を作ります。そして、この活動を国際的に広げていきます。とても大変な1年になりますが、お互い頑張りましょう」と研修生を激励しました。
    研修生を代表し抱負を述べる原裕次さん(左)。右は聖マリア病院の島弘志病院長
    研修生を代表し抱負を述べる原裕次さん(左)。右は聖マリア病院の島弘志病院長
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