栄養指導管理室
食事は患者さんの入院中の楽しみであり、リハビリを行うための活力となります。患者さんのいち早い回復を支援するため、栄養指導管理室は、病院の運営方針のもとに7つの品質方針を挙げ、患者さんのニーズにお応えしています。
栄養管理業務では、医師をはじめ多職種と連携し、入院患者さんの栄養管理から栄養指導、外来栄養指導とチーム医療の支援を担っています。
目標
- 1. 衛生管理された安全な食事の提供を行う。
- 2. 適切な栄養治療のため、日本人の食事摂取基準および病態ガイドラインに基づいた栄養管理を実践する。
- 3. 患者幸福を実現するため、可能な限りの個別対応を支援する。
- 4. 患者の生活の質を改善するために、速やかな栄養評価および栄養教育を実践する。
- 5. 栄養治療の継続のため、地域の医療機関と連携し、患者の生活の質の向上を支援する。
- 6. 自己研鑽に努め、栄養管理の品質向上を目指す。
- 7. チーム医療における栄養管理の支援を実践する。
栄養指導
主治医の指示により、患者さんの病態と生活環境に合った栄養食事指導を行い、実践・継続できる指導を心がけています。個人・集団(人間ドック)栄養食事指導は、入院・外来とも全て予約制です。
入院中の患者さんを対象とした指導
実績(2015年度)
入院指導:38件、外来指導:36件、人間ドック:110件
外来栄養指導は、2016年4月より、生活習慣病科の外来が開始となり、現在栄養指導件数は増加傾向にあります。
チーム医療
多職種と連携し、チームにおける栄養管理への支援を行っています。
栄養サポートチーム
NST(部会)では、入院患者の合併症の予防や患者QOLの向上のために、医師・看護師・言語聴覚士と臨床栄養に関する情報を収集し、最適な栄養治療計画の立案・実施をサポートしています。
褥瘡委員会
褥瘡保有者の患者情報を共有しながら、NSTと連携をとって栄養管理を支援しています。