イベント開催報告
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2024.09.30 災害時を想定、福岡県警航空隊と合同訓練を実施
土砂災害などが発生した際、ヘリコプターを利用して災害現場から病院へスムーズに救助搬送できるように、福岡県警航空隊と聖マリア病院による合同訓練が9月30日、当院タワー(地域医療支援)棟屋上などで行われました。
訓練は豪雨により耳納連山のふもとで土砂災害が発生したとの想定。県警航空隊9人と病院スタッフ10人の約20人が参加しました。
県警ヘリ「とびうめ」が屋上ヘリポートに着陸すると、担架に乗せられた重症の被災者を県警職員と当院スタッフが協力して、患者搬送用の屋上エレベーターで院内へ運び込む本番さながらの訓練となりました。
訓練後、古賀仁士救命救急センター長は「今後も訓練を通じて県警との連携を深め、災害時に迅速に対応できるように努めたい。県警・消防・病院など地域の連携も必要です。今回の訓練での問題点を解決し、いざというときに備えたい」と話しました。
ヘリから搬送される被災者に駆け寄る病院スタッフ
訓練後、課題について県警職員と協議する救急科医師 -
2024.09.09 写真家の浅田政志さん、雪の聖母聖堂を舞台に撮影
久留米シティプラザが企画する写真展の撮影チームが9月9日、聖マリア病院を訪れ、雪の聖母聖堂内で企画展示用の写真を撮影しました。市内外から投稿された久留米での思い出を写真作品として再現する企画で、カメラマンは家族写真をテーマに活動し、映画「浅田家!」のモデルにもなった写真家の浅田政志さんです。この日は投稿した女性本人をモデルに、ステンドグラスを通した色鮮やかな光の中で、幻想的な一コマを撮影していました。女性は「術後の傷が痛んでいた中、聖堂にふらっと入るとステンドグラスから差し込む木漏れ日とパイプオルガンの音色に迎えられました。とても癒やされて、その日からリハビリの散歩コースになりました」と振り返ってくれました。
同プラザの写真展示プロジェクトvol.1「写真家・浅田政志×久留米市『わたしとくるめ』」は来年(2025年)3月1日~30日に開催。厳選されたエピソード10作品が館内各所で展示予定です。浅田さんの作品だけにユニークな写真が期待されます。
なぜかカッパの姿で撮影現場へ向かうカメラマンの浅田さん。
いったいどんな写真を撮るのでしょうか?